『門を守る者 ― The Gatekeeper Boy ―』

小さな山あいの村・ツブラでは、
「門番」はただの見張りではなく、
村を外の危険から守る特別な役目だった。

しかし、その大役を突然任されたのは――
まだ13歳の少年・ルイだった。

村で一番足が速いわけでも、
力が強いわけでもない。
ただルイは、誰よりも外の世界に興味を持ち、
毎日のように門の前で遠くを眺めていた。

ある日、門の向こうで不気味な風が吹き、
夜ごと森から奇妙な鳴き声が響き始める。
大人たちは恐れ、門を固く閉ざすことしかできない。

そんな中、ルイは門番としての責任と好奇心に突き動かされ、
こっそりと門の小窓から外を観察し続ける。
そこで彼が見たのは――
傷ついた小さな“影の獣”。

恐ろしく見えたその生き物は、
実は迷い込んだ魔物の幼子だった。
ルイは危険を承知で手当てをし、
影の獣と心を通わせていく。

しかし、森にはその親である巨大な魔物が迫っていた。
村を守るため、そして影の幼子を救うため、
ルイは初めて自ら門を開け、
外の世界へと一歩踏み出す。

少年の勇気は、
“門番”という役割を新しい意味へと変えていく——。


こんにちわ。
イベント系も落ち着き、まったりしている昨今です。
ちょっと何かしら体が不具合がありあり、といってもちょっとしたことなのですが、ちょっとしたこと過ぎて病院に行くのが後回しになりがちなので、行かねばですね。
今年も後20日ほど。頑張ります。

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